人流データを活用した「デジタル観光統計オープンデータ」公開、地域への来訪者数をタイムリーに把握

⽇本観光振興協会は、ブログウォッチャー社の人流データを活用した「デジタル観光統計オープンデータ」を公開した。これを活用することで、⾃治体は、国内居住者の観光来訪者数をタイムリーに把握でき、速やかな施策の実⾏や評価が可能になる。

「デジタル観光統計オープンデータ」は、ブログウォッチャー社が保有する位置情報データを使⽤した、全国の都道府県・市区町村の観光来訪者数を⽉別に集計したデータ。観光来訪者数データの⼀元化を実現している。

「デジタル観光統計オープンデータ」はトライアル版として2023年10月に提供開始。これまで、学識者や⾃治体による検証・確認などで、観光統計データとしての実⽤性・信頼性を向上させてきた。また、観光庁「観光⼊込客統計に関する共通基準調査要領(令和5年改訂版)」でも、観光⼊込客数を把握する⼿段の1つとして提⽰されている。

また、観光⼈流モニタリングサービス「おでかけウォッチャー」や宿泊、⼈流、消費の多岐にわたる観光情報を搭載した「⽇本観光振興デジタルプラットフォーム(全国観光DMP)」などの各種データ可視化サービス・ツールとの連携も進められている。

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