東京西部・多摩地域でイノベーター育成事業開始、訪日客向けガイド育成も、観光事業者ネットワークが推進

東京の山間地域の観光事業者ネットワーク「WILDERNESS TOKYO」は、東京西部・多摩エリアにおけるイノベーター育成を目的とした「TAMA INNOVATION PROGRAM」を開始する。

このプログラムは、地域活性化を手掛ける東京山側DMCと、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科白坂研究室が実施するもの。イノベーションを目指す、このプログラムは、インバウンド、地域課題解決、森林活用、ヘルスケアの4種類に分かれ、それぞれ座学とフィールドワークを内容とする3日間のコース。

また、東京都市長会がおこなう多摩・島しょ広域連携活動助成金事業として実施されている「多摩地域インバウンド受け入れ拡大のためのガイド人材養成・育成事業」について、2025年1月に二期生の募集を開始する。

初年度となる今年は、309人の申し込みの中から約70人を選考し、座学、実地研修、ツアー企画のワークショップなどをおこなう。今年度、受講した参加者は来年度から具体的なツアー企画と販売をおこなっていく計画。

この事業は、5年にわたって実施。国内外からの観光客を含めた来訪客が対象にした市民によるインバウンドガイドを養成していく。

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