Amazon、ふるさと納税に参入、返礼品は翌日配送も可能に、自治体と連携で限定の返礼品も

Amazonは、新サービスとして「Amazonふるさと納税」を始めた。ユーザーは、Amazonアカウントを通じて、いつもの買い物のように寄付を行うことができる。

現在のところ、全国1000の自治体が参画、登録返礼品数は約30万。今後さらに拡大していく予定。同社では、これまでEC事業で築いてきた日本全国25カ所以上の物流拠点と65カ所以上のデリバリーステーション(配送拠点)のネットワークを強みとした展開をしていく。

「Amazonふるさと納税」では、一部の返礼品を最短で翌日に受け取ることが可能。また、返礼品の受取日時を指定することもできる。Amazonに出品する販売事業者向け「フルフィルメント by Amazon(FBA)」を地方自治体でも利用することで、寄付の募集から返礼品の梱包・発送までのふるさと納税関連業務をAmazonがワンストップで支援する。対象商品は、「最短翌日お届け 返礼品特集」ページに掲載される。

さらに、自治体と連携し、Amazonふるさと納税限定の返礼品も取りそろえる。例えば、能登半島地震や記録的な大雨で大きな被害を受けた石川県七尾市や能登町での復興支援コンサートを、同自治体からの返礼品として提供する。復興支援コンサートは、Amazon Musicのノウハウを生かし、人気のアーティストを招聘する予定。

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