愛知・名古屋に新高級ホテル、旧ナゴヤキャッスルの跡地に開業、大規模な宴会場、平均70平米超の全100室で

商社、医薬品事業をおこなう興和は、2025年10月1日、「エスパシオ ナゴヤキャッスル」を開業する。同社が展開する高級ホテルブランド「エスパシオ」のハワイ、箱根に続く3施設目。2020年まで営業していた旧ホテル ナゴヤキャッスルの跡地に開業する。

エスパシオ ナゴヤキャッスルは名古屋城の西側、堀に面する場所に位置。中部地区で最大級となる最大1700平米のバンケットルーム「天守の間」、スイートルームを含む平均70平米の客室全100室、スパ、室内プール、日本料理、中国料理、スペシャリティなどダイニング、クラブラウンジを備え、国際的なラグジュアリーホテルとして国内外の富裕層をはじめとした宿泊客の取り込みを図る。

また、外装デザインは、低層部に岐阜県恵那市で集めた石を使った石積み、高層部は白壁と緑黄色屋根を基調とし、名古屋城と調和させるデザインを採用した。

興和は、名古屋市に本社を置き鎮痛消炎剤「バンテリン」や胃薬「キャベジン」など医薬品事業で知られる企業。ナゴヤキャッスルは、2020年、興和100%子会社でホテル事業をおこなうエスパシオエンタープライズに事業承継され、土地は2013年に興和が取得していた。

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