GW海外旅行は欧州が人気、中国・韓国は低下-フォートラベル調査

フォートラベルが会員を対象に実施した「2013年GW(ゴールデンウィーク)の過ごし方」調査によると、ゴールデンウィークの過ごし方が決まっている人は69.7%で、そのうち海外旅行を予定している人は25.3%となった。

最多の回答は自宅中心で過ごす(27.1%)で、国内旅行(21.2%)、帰省(10.4%)と続く。自宅中心で過ごすは昨年よりも3.3ポイント増、国内旅行は1.0ポイント増と増えたが、海外旅行は3.6ポイント減となった。ただし、フォートラベルでは例年並みの傾向と説明。昨年は円高と震災後の旅行自粛の反動で大幅に増加したが、今年は日並びの関係で長期の休暇が取りにくいことが影響したとする。

旅行先はアジア(52.8%)、ヨーロッパ(27.5%)、北米(11.6%)の順だが、アジアは昨年よりも2.1ポイント減少し、ヨーロッパが4.0%増と好調。国別ではタイ、フランス、シンガポールなどが人気だ。中国や韓国の予定は例年よりも減少しており、外交問題や大気汚染の影響で避ける傾向がうかがえるという。海外旅行期間は10日間(16.2%)が最も多く、4日間(15.2%)、5日間(13.6%)と続いた。

このほか、旅行の手配状況だが、海外旅行は間際化が進行しているようだ。調査を実施した3月中旬時点で、「海外旅行の予約をした」人は66.8%で昨年よりも12.8ポイント減少。「手続き・調整中」は17.4%で4.0ポイント増えたものの、「まだ始めていない」は14.9%と7.9ポイント増加した。

同調査の実施期間は、2013年3月14日~3月20日まで。有効回答数は1375件だった。

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