ドバイ政府観光・商務局によると、2013年上期(1月~6月)の外国人宿泊者数は前年比11.1%増の558万3379人となり、過去最高を記録した。
上期期間中、「アラブ・ヘルス」(ヘルスケア)、「ガルフード」(食品・素材)などのビジネス関連の展示会や、ドバイ・ショッピングフェスティバル、ドバイ・ワールドなどのイベントが多数開催。特に今年は中東では初めてとなるジャスティン・ビーバーのコンサートやシルク・ドゥ・ソレイユのショーなども開催されたことが、宿泊者数を大きく伸ばしたとしている。宿泊施設も新たに16軒がオープンし、合計603軒・全8万1492室と増えたが、稼働率は4.6%増の85.2%に上昇した。
日本人の宿泊者数は15%増の3万5315人。羽田に就航したエミレーツ航空(EK)との大型FAM、旅行会社とのプロモーションなどで需要喚起を図ったことが奏功したとする。その他、国籍別では1位がサウジアラビア(74万472人)、2位がインド(46万3175人)、3位が英国(37万6155人)。東アジアでは9位に中国(14万3619人)が入った。