国土交通省は近頃、2013年(平成25年)5月の航空輸送統計を発表した。それによると、国内定期航空輸送の旅客数は前年同月比7.7%増の739万9822人、旅客キロは同8.6%増の66 億3375 万7000人キロとなり、座席利用率は60.8%となった。幹線・ローカル線別では、旅客ベースで幹線が308 万1473人、 ローカル線が431 万8349人となり、旅客キロベースでは、幹線が31億 761万3000人キロ、ローカル線が35億2614万4000人キロという結果になった。
一方、国際航空輸送の旅客数は同0.9%減の113万4510人、旅客キロは同2.1%増の50 億 7951 万5000人キロと増加した。方面別で見ると、中国が同23.7%減の19万5330人、韓国が同8.9%減の14万2812人となり、中韓線とも前月4月よりも減少幅は拡大した。その他アジアは引き続き好調で同16.4%増の43万8385人、米大陸も同様に同11.4%増の15万2014人と順調に伸びた。このほか、太平洋が同10.7%減の9万6082人、欧州が同2.6%減の10万410人、オセアニアが同10.6%増の9477人という結果となった。