韓国の清州で9月11日~10月20日、今年で8回目となる工芸品の展示会「2013年清州国際工芸ビエンナーレ」が開催される。ソウルから137キロ離れた清州市内の、かつて産業ランドマークだった旧清州タバコ製造工場跡が会場。「Something Old, Something New(なじみ、そして新しさ)」をテーマに、世界60カ国から3000人以上のアーティストによる工芸品6000点を展示。「最もなじみのある芸術作品だけでなく、人間にとって生活の手段となる幅広い工芸品を対象とする世界規模の工芸品ビエンナーレ」(清州国際工芸ビエンナーレ組織委員会)を目指す。
今年は展示会で初めて韓国の女性アーティスト、パク・ナムヒ氏と日本の陶芸家、金子賢治氏の2人が共同監督を務め、斬新な視点を提供するとともに、イベントの質を向上させる。パク氏は、人類学的な価値に焦点を合わせた「Mother & Child:Care,Survive,Sublime(マザー&チャイルド:世話、生存、気品)」、金子氏は実用と個性に基づく伝統工芸の展示を行う。
一方、招待国家館では、ドイツのアーティスト146人が「機能的耐久性」を踏まえて作成したジュエリー、ファッションデザイン、ホームウエアなど535作品を出展。また、有名な韓国人歌手、男優、女優20人がデザインした約100の作品も出展・販売される。
入場料は大人が1万ウォン、19歳以下が4000ウォン。
世界各国の工芸品が集まるビエンナーレ
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