スマホの国内普及率は28.2%、流通マネーは4兆円に -日経BPコンサルティング調査

日経BPコンサルティングが実施した「携帯電話・スマートフォン“個人利用”実態調査2013」で、スマートフォンの普及率は前年よりも9.8%ポイント増の28.2%、利用率は13.2ポイント増の39.4%との推計を発表した。

従来の携帯電話(フィーチャーフォン)を1台だけ所有する人は12.7ポイント減の58.9%に縮小し、その分、スマートフォンを1台だけ所有する人が33.7%に拡大。また、携帯電話やスマートフォンを2台所有するユーザのうち携帯電話の2台持ちを除くスマートフォン所有者は80.2%と増え、全回答者の5.7%を占めた。スマートフォンの利用率を年代別にみると、男性の15~19歳、女性の15~24歳の利用率は60%を超えており、特に30歳以下のスマートフォン利用率の伸びが顕著だという。

携帯電話とスマートフォンを介して利用するサービスやコンテンツに対する年間支払総額は、70.9%増の4兆2213億円(前回:2兆4698億円)と推定。特にオンラインショッピングが昨年の1.9倍となる2兆1285億円と大きく伸びており、市場全体の約半分を占めた。対象とした9分野のうち、音楽コンテンツ以外のすべてで市場が拡大した。

同調査は2013年7月8日~16日まで実施し、135項目に対して全国の男女4400人から回答を得た。




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