関空、国際線の2013年冬スケジュールは過去最高、LCCが2割に

関西国際空港の国際線冬期スケジュール(2013年10月27日~2014年3月29日)は、ピークの12月に週862便(前年ピーク比:52便増)となり、夏・冬通して過去最高となる見通しだ。

このうち旅客便は週716便(同:35便増)で、新規では香港エクスプレス航空(UO)が11月21日から週7便で就航。これにより、国際線のLCCは9社、国内線のジェットスター・ジャパン(GK)を含めて10社となり、LCCのネットワークがさらに拡大することになる。このほか、ガルーダ・インドネシア航空(GA)が11月8日から、ジャカルタ線を週4便で就航する。

増便では、ピーチ・アビエーション(MM)の香港線が11月1日から週14便に倍増。エアアジアX(D7)のクアラルンプール線(週3便増)、セブ・パシフィック航空(5J)のマニラ線(週4便増)など増便分でもLCCが目立ち、国際線旅客便に占めるLCCは週140便、全体の19.6%に拡大した。FSCではチャイナエアライン(CI)の台北線が10月27日から週7便増加し週24便で運航する。

なお、2013年夏期スケジュール(3月31日~10月26日)実績は、計画段階よりも19便少ない週831便となった。特に旅客便が16便減と減少が多く、尖閣諸島問題の影響で、中国路線を中心に計画を下回ったという。


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