楽天トラベルは、このほど2013~2014年の年末年始の海外旅行動向を発表した。今回は9連休になる人が多いことで同社の宿泊予約は前年比88.8%増と大きく増加、1人1泊あたりの宿泊単価も前年比20.1%増で高単価の商品に人気が集まっているという。
また、今回の年末年始は、30歳代、40歳代、50歳代の働く世代の予約が好調。同社の予約は、30歳代が前年比68.0%増、40歳代が同89.7%増、50歳代が同94.7%増という結果で、景気動向の影響を受けやすい働く世代の伸び幅が大きい。さらに今年の特徴として、例年に比べて早期の予約も増えているといい、こうした特徴について、同社はアベノミクス効果が要因のひとつとみている。なお、宿泊のピークは12月31日。
▼都市では「ハワイ島」が大幅増
国別では香港、タイなどのアジアの伸び率が好調
方面、都市別の予約では、遠近問わず、ほぼ全てのエリアで堅調な伸びを見せた。特に、ハワイ島は前年比前年比763.2%増と大幅増。国別では、香港が前年比204.6%増と大きく伸び、タイ、シンガポールなどアジアが好調だ。また、アメリカの人気も高まっている。
宿泊人数では、首位にグアム、続いて台湾、ソウルなど近距離の予約が多い傾向。詳細のランキングは以下のとおり。
【都市別 宿泊人数ランキング】
- 1位 グアム (グアム)
- 2位 台湾 (台湾)
- 3位 ソウル (韓国)
- 4位 シンガポール (シンガポール)
- 5位 バンコク (タイ)
【国別 宿泊予約数(人泊数)前年比ランキング】
- 1位 香港 +204.6%
- 2位 タイ +140.1%
- 3位 シンガポール +136.9%
- 4位 台湾 +118.7%
- 5位 アメリカ合衆国 +99.1% ※アメリカ合衆国はハワイ、グアム、サイパンを除く
この結果は、2013年10月23日時点で同社の海外宿泊(予約人数・宿泊数)の予約実績をもとに前年同期比で算出したもの。対象期間は2013年12月28日(土)〜2014年1月5日(日)。