市場調査事業のカンター・ジャパンが行った2013年10月の携帯・スマートフォン購買・使用動向によると、国内で1カ月の間にスマートフォンを購入した人のうち、iPhoneを購入したと回答した人が76%を占めた。
このうち、最も売れたスマートフォンの機種はiPhone5sで46%、2位がiPhone5の15%、3位がiPhone5cで13%。9月に発売された新機種同様に、旧機種のiPhone5も販売が好調だったようだ。
スマートフォン購入者におけるiPhoneの割合を携帯キャリアごとに見ると、ソフトバンクが97%、KDDI(au)は72%、NTTドコモは61%となった。
カンター・ジャパンは同調査を毎月実施しているが、それまでのiPhoneの販売シェアは50%前後で推移している。同社では、NTTドコモのiPhone取り扱い開始と新機種の発売の効果でシェアが拡大しており、当面この傾向が続くと見ている。今回発表の調査は2013年10月、インターネットで16歳以上の男女1万人に対して行った。数値には9月にスマートフォンを購入した人も一部含まれる。