近畿日本ツーリストは流通・小売業界向けのニューヨーク視察ツアーを発売した。2014年4月の消費増税やインターネット販売など、日本の小売業が抱える課題の対応策を、流通先進国のアメリカに学ぶというもの。「消費増税と物価高への対処」、「ネット販売(特に薬)への店頭販売業者の対応」、「小売業の新サービス」のテーマを中心に、店舗視察とセミナーを行なう。
また、ツアーには現地在住の流通コーディネーターが同行。プログラム行程をリードしつつ、現地でのオリエンテーションセミナーや移動中のバス車中セミナーなどで業界解説を行なう。このほか、米国の消費社会の現状など視察をするうえで事前にするべきポイントを理解できるよう、参加者には「米国最新流通事情資料集」を配布する。
ツアー設定日は、2014年2月17日~2月21日の5日間で、募集人員は30名。旅行代金は22万9000円。2014年4月にはインド、6月にアメリカへの第2弾ツアーを実施するなど、今後は年間3回のツアー企画を予定している。