キャセイパシフィック航空、21機のボーイング777-9X型機を発注

キャセイパシフィック航空(CX)は、最新鋭機導入計画の一環として、新たに計21機のボーイング777-9X型機を購入する。今回の発注総額は公示価格で約580億香港ドル(約7,800億円)、2021年から2024年にかけての受領を予定している。

同社の運航機材は、2013年12月末時点で140機。計12機のB777-300ER型機の受領が2014年以降にも予定されており、同型機の数は2020年までに計50機となる予定だ。キャセイパシフィック航空は、この他にも8機のエアバスA330-300型機、22機のA350-900型機、26機のA350-1000型機の発注を済ませており、2014年から2024年までに受領する発注済みの運航機材は、今回発注した21機のボーイング777-9X型機を含めて89機。総額で2,150億香港ドル(2兆8,937億円)にのぼる。

なお、今回は発注されたボーイング777-9X型機は従来の双発機を上回る最大積載重量と燃費、運航コストの低減を実現する新型機。騒音レベルが大幅に抑えられるのも特徴だ。航続距離は8,200海里(15,185キロメートル)で、キャセイパシフィック航空は同社の運航ネットワーク、長距離路線に適した機材としている。




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