KNT-CT、国内・海外・国際すべてで前年プラスに -2013年11月

KNT-CTホールディングスの2013年11月の総取扱額は、前年比3.3%増の497億5745万円となった。前年割れが続いていた海外旅行が3.2%増139億81万円と前年を上回り、国内旅行が2.6%増の340億7916万円、国際旅行が23.0%増の10億256万円と、すべての部門で前年を上回った。海外旅行は特に団体旅行が一般団体、学生団体とも2ケタ増となり、企画旅行の東アジア方面や国立公園閉鎖が影響した米国方面の苦戦を補った。

会社別では、近畿日本ツーリストが海外旅行で視察・研修やSITの需要を獲得。一般団体が前年比15.7%増、学生団体も16.1%増となり、海外団体旅行で15.8%増となった。国内団体は前年並みの0.6%減。

近畿日本ツーリスト個人旅行は、ホリデイが東アジア方面を中心に不調で、17.4%減の23億7232万円と2ケタ減が続く。低価格帯商品を縮小した影響もあり、取扱人数も前年を下回った。メイトは0.1%減の71億4450万円とほぼ前年並みで、伊勢志摩、中国四国、首都圏などが前年を上回り、好調に推移している。

クラブツーリズムは、海外旅行がクルーズやSIT、オセアニアが好調で、米国の国立公園閉鎖の影響があったものの、11.4%増の38億3369万円と大きくプラス推移となった。国内旅行は主力の紅葉商品と出雲、伊勢方面が好調。バス旅行部門を含め、9.7%増の128億3685万円となった。

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