年末年始の宿泊旅行は減少、ショッピング金額は通販・ネットが3割増に

楽天リサーチが実施した2014年正月(年末年始)の過ごし方に関するインターネット調査で、回答が多かった過ごし方は初詣(42.3%)、ショッピング(店頭で購入)(28.0%)、外食(20.9%)となり、昨年とほぼ同様の傾向となった。今年は9連休が可能な長さだったが、いつも通りの正月を過ごした人が多いようだ。

海外旅行/国内旅行(宿泊)は、10.2%で昨年よりも5ポイント低下。これは昨年との比較で、最も減少した過ごし方となった。国内旅行(日帰り)も42.7%で2.1ポイントと低下しており、連休の長さに反して旅行需要は伸びず、減少する結果となった。

ただし、宿泊日数は「変わらない」が64%で多勢だったものの、「増えた」は29%で「減った」は0。数は減ったものの、宿泊旅行をした人は昨年以上の日数の旅行をしたようだ。

また、ショッピング金額(店頭、通販・インターネット含む)も昨年より「減った」よりも「増えた」が上回ったという。特に通販・インターネットは30.8%が利用金額が増えたとしており、楽天リサーチではこの分野の今後の伸びが期待されるとしている。

購入品目で多かったのはファッション用品(48.5%)、食品・酒を含む飲料(44.8%)、インテリア・日用雑貨(26.1%)の順。購入サイトは楽天やamazonなどのインターネット通販サイトが84.6%で最も多かった。

同調査は2014年1月17日~18日に全国の20代~60代の男女を対象に実施。サンプル数は440。

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