消費増税、決定直後より節約意識が低下、節約派は6割に

マクロミルが2014年2月に実施した「消費税に関する調査」で、消費増税後(2014年4月以降)に「節約する」と回答した人は62%となり、2013年10月の調査時よりも約6ポイント低下した。内訳は「大幅に節約をする」(今回:14.5%、前回:22.2%)、「やや節約する」(今回:47.7%、前回:45.5%)で、「大幅に節約する」が大きく減少。節約意識は増税決定直後より低下していることがうかがえる。

節約項目のうち、「旅行などのレジャー費」は39.2%が回答し、全体の6番目。トップは「日々の食費・飲食費」(65%)で、「毎日のことで節約しやすい」があがり、2位の「外食・飲み会費」(60%)は「回数を減らすことで節約できる金額が多いから」など、節約しやすい食費を工夫しようとする傾向が強かった。

なお、消費増税を意識して購入したものがあるとの回答は25.4%で、駆け込み需要が多かった項目は「日用品」(27.2%)、「パソコン」(17.3%)、「車・バイク」(16.9%)。これから購入を予定する人は38%、3月中の買いだめを予定する人は34%にのぼった。

調査は2014年2月21日~2月23日まで、全国の20~69歳の男女を対象に実施。有効回答数は1000名。

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