スペインから参加者600名の大型インセンティブツアー、震災後の欧州発で最大

日本政府観光局（JNTO）によると、スペインから大型インセンティブツアーが、2014年5月12日にチャーター機で来日。スペイン大手保険会社Catalana Occidente社のツアーで、参加総数は約600名。東日本大震災後、ヨーロッパからのインセンティブツアーでは最大規模となる。

今回のインセンティブツアーは、Catalana Occidente社の150周年記念として選ばれたもの。京都に2泊、東京に3泊の旅程で、社寺仏閣を中心に日本の伝統文化を堪能できる観光地巡りを企画。JNTOと京都文化交流コンベンションビューロー（KCB）、東京観光財団（TCVB）などが連携し、歓迎メッセージの掲示や各位でのギブアウェイ提供国立京都国際会館での表彰式、八芳園での日本の祭りをテーマにした夕食パーティなども予定している。

JNTOによると、2013年の訪日スペイン人旅行者数は前年比26.3％増の4万4461人。このうちインセンティブを含む商用旅行は15.6％増の7196人で、震災前（2010年）の5478人を大幅に上回った。2013年～2014年にかけて、日本スペイン交流400周年としてスペインで日本関連のイベントが多く開催され、日本の認知度が高まったと見ている。

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