主要旅行会社4月総計、国内旅行の連続増は14ヶ月でストップ、海外旅行も5.1%減

観光庁が取りまとめた2014年4月の旅行取扱状況年度総計(速報)によると、主要50社の総取扱額は前年比1.2%減の4329億1206万円となった(2014年度4月から、対象社数を50社に変更。JTB国内旅行企画とエアーリンクを追加した)。

海外旅行は5.1%減の1442億5937万円となり、3月のプラス推移からマイナスに転化。14か月連続でプラス推移だった国内旅行も、0.6%減の2763億4187万円とわずかに前年を下回る結果となった。ただし、外国人旅行が51.3%増の123億1081円と大幅に増加し、全体の減少幅を縮小した。

旅行商品ブランド(募集型企画旅行)に限ると、海外旅行の取扱額は6.7%減の451億6671億円。一部の旅行会社では中国、韓国方面の減少が続いており、取扱人数は16.9%減の22万4867人と2ケタ減となっている。

一方、国内旅行は0.9%増の650億2167万円とわずかに前年を上回った。取扱人員も0.9%増の264万2753人となり、比較的価格の高い募集型企画旅行商品はプラス推移の前年と同様に推移している。また、外国人旅行は61.1%増の6億1349万円、取扱人数は65.7%増の3万6259人だった。


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