日本航空(JL)の2014年5月の国際線輸送実績は旅客数が前年比5.4%増、有効座席キロ(ASK)が4.5%増、有償旅客キロ(RPK)が7.8%増で、利用率は2.3ポイント増の73.4%に上昇した。
旅客数を方面別でみると、供給を増やした太平洋線が18.5%増の15万4651人、グアム線が17.2%増と大きく増加。また、オセアニア線はASKが15.4%減と供給が減少しているものの旅客数が16.6%増と2ケタ増で好調。中国線も17.5%増で、回復傾向にあるのがうかがえる。
なお、国内線は旅客数が2.6%増の263万7903人、ASKが2.5%減、RPKが2.9%増で利用率は0.9ポイント増の61.3%となった。