動画プロモーションの効果は「親近感」、動画サービスの認知率は「ユーチューブ」9割、「ニコニコ動画」7割

スマートフォンを活用したマーケティングリサーチを行なうリビジョンは、一般消費者500人を対象に「企業の動画プロモーション」に関する調査を実施した。この調査で、動画を見た効果について「企業名や商品名を覚えるようになったか」の問いには「企業名が印象に残った」「特にならなかった」など回答にばらつきがでた。一方、「その企業名や商品に対するイメージはどのように変わったか」の問いには、「フレンドリーな会社だと思った」「親近感がわき、多少好きになったりする」「興味を持ってみるようになる機会が増えた」と、好意的な意見が多く見られたようだ。

また、企業の動画プロモーションのキャンペーンへの参加率は5%で、動画プロモーションでのキャンペーン利用はまだ少ない状況だ。知っている動画配信・共有サービスは、「Youtube」(94.6%)、「ニコニコ動画」(73.6%)、「Ustream」(31.4%)、「Vine」(16.8%)、「TwitCasting」(11.4%)の順。利用したことがある動画配信・共有サービスは、「Youtube」(90.4%)、「ニコニコ動画」(40.0%)、「Ustream」(14.2%)、「Vine」(7.6%)、「TwitCasting」(4.4%)だった。

なお、この調査で最も見られた企業の動画プロモーション(選択肢内)は、「恋するフォーチュンクッキーサイバーエージェントグループSTAFF Ver./AKB48〔公式〕」で、約4割(38.6%)の認知度。続く「【放送事故】生配信中に・・・いきなりBAN(オートウェイ)」は6.8%となっており、1位以下の認知度は1ケタ台。「この中にはない」は53.6%だった。

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