ホテルズドットコム(Hotels.com)の2014年上半期の「Hotel Price Index(HPI)」によると、日本国内のホテル宿泊料金が調査対象の9都市すべてで増加した。
1部屋1泊あたりの平均宿泊料金の増加率1位は横浜で、前年比25%増の1万2082円。次いで、福岡が21%増の1万230円、大阪が19%増の1万1812円。平均宿泊料金が最も高い東京は17%増で1万5000円を超えた。
Hotels.comでは宿泊料金の高騰の主な要因として、訪日外国人の増加と景気の回復基調をあげる。特に訪日外国人数は2014年上半期で26.4%増の約626万人に増加。なかでも中国人観光客は100万人を超え、前年の約2倍ペースの伸びで推移している。
訪日外国人の国別の宿泊料金でも、中国人が24%増の1万7201円と約4000円も増加。上位10か国の平均は1万6000円を上回る水準で推移しており、調査対象の29か国のうち27か国で増加したという。
(トラベルボイス編集部)