楽天がスマホで個人間の売買アプリ公開、フリーマーケット感覚で若者層の取り込みへ

楽天はスマートフォンで個人間の売買取引ができるフリーマーケットアプリ「ラクマ」の公開を開始する。楽天のユーザー同士が出品者と購入者となり、価格交渉や商品内容の確認など直接コミュニケーションをすることも可能。楽天オークションと連携・補完しながら、若年層の取り込みとリユース市場の拡大を図っていく。

ラクマでは出品手数料を無料とし、実際の出品もスマートフォンのカメラの利用で最短1分での手続きも可能。決済はクレジットカード、コンビニ払いのほか楽天スーパーポイントの使用も可能とし、購入者の商品受け取りを確認した時点で出品者の指定口座に売上金を振り込む決済代行システムとするなど、出品者と購入者の双方が簡便かつ安心して利用できるようなシステムとしたのが特徴だ。

ラクマの公開は2014年11月25日にAndroid版から開始。iOS版は近日ダウンロード可能とする。アプリ公開を前に、11月17日からウェブサイトで出品予約の受付を開始した。