各国の統計機関によるデータにもとづき、日本人出国者数をオーストラリア・カナダ・ニュージーランド3カ国の渡航先別比較でみると、2014年8月はオーストラリアへの出国が前年比6.1%増の4万1800人、カナダが同9.9%増の3万5000人、ニュージーランドが同9.2%増の8000人だった。9月のニュージーランドは同10.9%増の4900人で、3カ国とも2014年5月以降は連続して前年比増を示している。
渡航者数では、2014年4月にオーストラリアが2万人の大幅減(前年比8.6%減)となり、翌5月にはカナダの数字が上回る結果となったが、8月には1万人の伸びを見せたオーストラリアが再度逆転した。ニュージーランドへの渡航者数は2月に期間内最高の9500人を示した後、毎月4000~8000人の幅で動きを見せている。
直近12カ月の3か国推移は以下のとおり。
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(トラベルボイス編集部)