ソフトバンク、スマホのタクシー配車アプリで東南アジア最大手企業の筆頭株主に、アジアへの戦略的投資を加速

ソフトバンクは東南アジアで最大のタクシー配車アプリ「グラブタクシー」を提供するグラブタクシー・ホールディングスに、2億5000万米ドル(約298億円)を出資し、筆頭株主となる。ソフトバンクの米国法人、ソフトバンク・インターネット・アンド・メディア(SIMI)とグラブタクシー・ホールディングスとの間で合意した。

グラブタクシーは2012年に創業。現在はマレーシア、フィリピン、タイ、シンガポール、ベトナム、インドネシアの6か国7都市で、タクシー配車アプリのサービスを提供している。ダウンロード数は250万件、月間ユーザー数は50万件で、その規模は東南アジア最大。グラブタクシーを利用して配車予約を受け付けるタクシー運転手は数万人に及ぶという。

なお、ソフトバンクではグローバル戦略を加速しており、2014年夏に設立したばかりのソフトバンク・インターネット・アンド・メディアの主導で、10月にはインドのタクシー配車プラットフォーム会社の「オラ」に総額2億100万米ドルを出資することで合意。また、インドネシア最大級のEコマースサイト運営会社「トコペディア」への1億米ドルの出資も決定している。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…