インド、観光ビザ電子発給を開始、2014年12月26日以降は到着時のビザ取得不可能に

在インド日本国大使館によると、インド内務省は日本を含む12か国に対し、2014年12月25日をもって現行のツーリスト・ビザ・オン・アライバル制度を終了する。インドでは2014年11月27日付で、日本を含む43か国を対象にインド入国時の観光ビザ取得のオンライン・システム「観光ビザ電子発給制度」を導入しており、2014年12月26日以降はオンライン申請に完全移行する。

現行制度の終了発表から新制度への完全移行期間が短いため、インド政府内でも移行日の延長が検討されているという。ただし、在インド日本国大使館ではインド到着時にトラブルになる可能性を避けるため、オンライン手続でビザを取得することを推奨している。

ビザはインド内務省内のウェブサイトから取得。入国の最低4日以上前の申請が必要。滞在期間は30日で、申請回数は暦年で2回まで。ビザ手数料は60米ドルで、ウェブサイト上でクレジットカードまたはデビットカードで決済する。観光ビザ電子発給制度で入国できるインド国内の空港は、デリー、ムンバイ、チェンナイ、コルカタ、ハイデラバード、バンガロール、ティルバナンタプラム、コチ、ゴアの9空港。

※申請手続き先インド内務省ウェブサイト


※観光ビザ電子発給制度/Tourist Visa on Arrival(TVoA) enabled with Electronic Travel Authorization(ETA)対象43か国

オーストラリア、ブラジル、カンボジア、クック諸島、ジブチ、ミクロネシア、フィジー、フィンランド、ドイツ、インドネシア、イスラエル、日本、ヨルダン、ケニア、トンガ、ラオス、ルクセンブルク、モーリシャス、メキシコ、ミャンマー、ニュージーランド、ニウエ、ノルウェー、オマーン、パレスチナ、PNG、フィリピン、キリバス、韓国、マーシャル諸島、ナウル、パラオ、ロシア、サモア、シンガポール、ソロモン、タイ、ツバル、アラブ首長国連邦、ウクライナ、アメリカ、ベトナム、バヌアツ

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…