外務省は2015年1月8日早朝、パリ南部近郊のモンルージュで発生した発砲事件を受け、1月9日付で注意喚起を発出した。この事件では、警察官1名が死亡、1名が負傷。実行犯は逃亡中で、犯人像は明らかになっていない(1月10日現在)。
フランスでは、1月7日に左派系雑誌社に対するテロ事件が発生しているが、報道によるとこれら2つの事件に関連性はないという。
以上のことから外務省では、フランスへ渡航・滞在する人に最新情報の入手と安全対策に留意し、特にテロの標的となりやすい不特定多数が集まる場所を訪れる場合、周囲の状況に注意を払うよう促している。