「元祖きびだんご」などがハラル認証を取得、訪日旅行者へのお土産として期待 ー岡山・廣榮堂

岡山名物「元祖きびだんご」で知られる廣榮堂は、きびだんごなど8商品に対して昨年12月にハラル認証を取得した。宗教法人日本イスラーム文化センターのハラル認証を得たもので、この認証ではイスラム教徒対応の和菓子(団子類)としては業界初。

2015年1月15日に行われた記者発表では、きびだんごの歴史や廣榮堂の沿革、各商品の特長・原料・製法などを紹介。同社は「きびだんごは穀物由来のため、イスラム教徒の方々にもなじみやすい」として、躍進するイスラム市場への期待を語った。

ハラル認証商品は、「むかし吉備団子」より順次、ハラル認証マーク入り商品として展開する予定。販売サポートはハラルマーケティング支援の非営利一般社団法人ハラル・ジャパン協会が協力し、国内販売先支援と海外へのPRなどを担当。まずはインバウンド対応として訪日観光客のおみやげとして定着することが期待されている。

なお、試食会にはムスリムの留学生らも参加し、「甘すぎなくていい」「安心して食べられるし、とてもおいしい」との感想が聞かれた。



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