関西空港、2014年国際線旅客数は過去最高、外国人は36%増の630万4502人に

関西国際空港の2014年12月の国際線旅客数は、前年同月比12%増の110万9984人となり12月としては過去最高を記録した。そのうち、日本人は同9%減の51万6,690人と前年割れが続いている一方、外国人は同46%増の58万300人となり12月として過去最高、歴代でも4番目の実績となった。これで、2014年で日本人を上回ったのは6回目。

2014年の国際線旅客数は前年比10%増の1304万9564人となり、暦年として過去最高を記録。そのうち、外国人は同36%増の630万4502人で過去最高。日本人は同6%減の647万3,544人となり2年連続で前年を下回る結果となった。

国際線発着回数を見ると、12月は同7%増の8024回となり15ヶ月連続で前年を上回り、12月としては過去最高となった。そのうち、旅客便は同7%増の6704回。暦年では、同10%増の9万3154回で過去最高。旅客便も同10%増の7万7706回で過去最高。3年連続で前年を上回った。

国内線旅客数は、12月が同6%増の52万8997人。LCCの新規路線就航や増便が旅客数を引き上げた。暦年では同5%増の630万1029人。これにより、暦年の内際あわせた旅客数は同9%増の1,935万593人となり、3年連続で前年比増、13年ぶりに1,900万人を超える結果となった。

国内線の発着数つにいては、12月が同10%増の4417回、暦年が同3%増の4万8411回。貨物便は前年を割り込んでいるものの、旅客便がLCC便の増加もあり12月で同12%増、暦年で同5%増となった。

2014年12月の伊丹空港の実績は、発着回数が同1%減の1万1869回で、そのうち旅客便は同1%減の1万1504回。旅客数は前年と変わらず119万1968人だった。これにより、暦年では、発着回数が同2%増の13万9,080回、そのうち旅客便が同2%増の13万4887回。旅客数は同5%増の1452万6575人となった。

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