POSシステム開発を行なうビジコムは、免税店で行われる免税書類作成手続きを高速化できるシステム『あっと免税』を発売する。商品販売時のレシートとパスポートを専用リーダーで読み取るだけで自動的に購入記録表や誓約書が完成するもので、訪日外国人旅行者が操作する画面は英語、中国語(簡体、繁体)、韓国語、タイ語などの多言語に対応した。 昨年から提供していたAndroid版に加え、今回Windows版も用意したことでタブレットやパソコンでも利用可能になっている。
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システム使用時には、既存のPOSレジに加えて専用リーダーを購入(USB版 13万円、Bluetooth用 20万円)し、月額980円(1台あたり)の利用料を支払う「月額払いプラン」のほか、初期費用が一切かからない「レンタルプラン」を用意。そのほか、POSレジと書類作成システム一体型のセット商品「BCPOS」も提供(レンタル料金:月額1万2000円、買取:25万円)する。
同社では、免税書類作成の手続き時間短縮を支援することで、店舗への滞在時間を気にする外国人旅行者や添乗員の期待に応えていく考え。また、免税店向けのセミナーの開催などを通じて、店舗側のサポートも行う予定としている。