ヴァリューズは自社のマーケティング分析サービスを使用し、2015年1月のサイト閲覧で世帯年収1000万円以上の「プチ富裕層」を集客するサイトランキングを発表した。訪問者全体に占める「プチ富裕層」の割合の高さで順位付けしており、上位には「医療」「旅行」「ゴルフ」「車」「受験」関連のサイトが入った。1位と2位は医療従事者のみが利用できる医療系情報専門サイトで、全体の訪問者の40%前後を占めた。旅行・交通系で最も上位となったのは7位の「JAL海外ツアー-簡単検索」で、次いで14位に東海道・山陽新幹線の「EXPRESS予約」、15位に「一休.com」が入った。
男女別でも違いが見られ、男性で旅行・交通系のトップは7位の一休.comだったのに対し、女性は1位となった。ただし、女性は20位以内には一休.com以外では10位に「全日本空輸(ANA)」のみしか入らなかったが、男性は10位にagodaの「smarter hotel booking」、14位に「ホテルズドットコム海外格安ホテル予約」など4サイトが入ったほか、13位の「ゴルフ場予約 楽天GORA」などレジャーもランクイン。
さらに男性20代~40代に絞ると、上位10内に旅行・交通系が6サイト入り、トップ3も占めた。1位の「一休.com」のほか、2位「トリップアドバイザー」、3位「エクスペディア」、6位「日本航空(JAL)」などバラエティにも富み、旅行需要の高さがうかがえる結果となった。