JTB、関西のインバウンド拠点を3か所に拡充、関空と京都でも運営開始へ

JTB西日本は2015年4月1日から、関西国際空港において「関西ツーリストインフォメーションセンター 関西国際空港」の運営を開始する。1階の国際線到着ロビーで、観光・交通情報を提供している「関西観光情報センター」と、訪日客向けのツアーや宿泊施設、パス類の予約販売を行なう「トラベルデスク」、外貨両替サービス「トラベレックス」の運営を一体化するもの。

さらに、インバウンドに取り組む企業を対象に、販促プロモーションや商品サンプリングなど、訪日客との「マッチングの場」としても提供する。対応言語は日本語、英語、中国語、韓国語で、営業時間は午前7時~午後10時まで。2015年度の訪日外国人旅行者の利用者数は30万人を目標とする。

また、6月には京都駅前の京都タワー内に「関西ツーリストインフォメーションセンター京都」を、京阪電気鉄道と共同でオープンする予定。すでにJTBでは2014年12月に大阪市内の心斎橋筋商店街に「関西ツーリストインフォメーションセンター心斎橋」をオープンしており、今後は関空を含む3拠点の連携を含め、サービス向上と関西のインバウンド需要取込みの拡大を図る。

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