国内でMICE事業行う大手2団体「日本PCO協会(JAPCO)」と「日本コンベンション事業協会(CPA)」は2015年4月1日に新設合併、新たに「日本コンベンション協会(Japan Convention Management Association:JCMA)」を設立した。新団体では「グローバル経済と世界平和への貢献」をコンセプトとして、旧2団体の事業を統合・継承。コンベンション業界のあらゆる事業者が集結した団体として、複数の専門委員会などを通じてMICE産業の発展と活性化、国際競争力の強化を推進していく。設立時役員としてはJTB相談役舩山龍二氏が相談役会長に就任、日本コンベンションサービス代表・近浪弘武氏とコングレ代表・武内紀子氏が協会代表理事に就いた。
設立時のアクションプランには、「提言活動」「教育・人材開発活動」「ネットワーキング活動」「広報・啓発活動」「ビジネス創出活動」「ナレッジ活動」の6種類が提示された。
同協会では、2020年に開催される「東京オリンピック・パラリンピック」を世界最大のMICEと位置づけ、行政や関係機関とも連携しながら業界の発展・進行に貢献していく考え。同時にMICEを通じて新たな価値を創出し、感動体験を世界中にひろめていく専門家集団として活動していきたいとしている。
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