総務省がとりまとめた「我が国のインターネットにおけるトラヒック総量の把握(2015年4月)発表」によると、2014年11月時点でのスマートフォンや携帯電話といったモバイル(移動通信サービス)経由の総ダウンロードデータ量が前年比45.5%と大幅増となった。また、光ファイバーやCATVなどブロードバンド(固定通信サービス)経由のダウンロードデータ量は前年比37.5%増で、2014年10月時点の数字(前年比27.1%増)と比較すると急増する状況が示される結果となった。
固定通信サービスと移動通信サービスのダウンロード/アップロード量の推移は以下のとおり。
また、光ファイバーやCATVなどブロードバンド(固定通信サービス)サービスの利用状況を時間帯別にみると、21時から23時の間の利用が多く、たとえばウェブサイトの閲覧やビデオの視聴に伴う「ダウンロード側」での利用がきわめて集中している状況がみられた。土曜日や日曜日は夜間だけでなく日中の利用も多く、平日と週末の利用傾向で差が大きいことも判明した。
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