地方創生をテーマとしたマーケティング事業を行うリージョンワイヤー社は、2015年8月6日、移住希望者と移住募集地域のマッチングを行うSNSサービス「RegionWire」をオープンした。今回のサービスは、SNSの特性を活かし、情報や人脈を拡散しながら希望者の属性に即した情報を届ける仕組み。同社はこの仕組みを「ソーシャルファインディング」という造語で説明する。
開設に際して、宮崎県小林市、沖縄県国頭村、徳島県海陽町、徳島県美波町の4自治体がモニターとして参画。今後は範囲を全国各地に広げて移住促進を行っていく。
具体的には、サービス上で個人が希望する条件に合った地域情報を自動的に紹介するとともに、希望地の出身者や居住者を見つけて友達になり、その地域について知りたいことを相談できるようにする(2015年秋に実装予定)。
また、移住誘致を応援する「地域サポーター」制度を設け、フェイスブックなどほかのSNSを通じた情報拡散を促進。さらに、スタッフが現地の様子を取材して記事として配信し、現在移住を検討していない人にも楽しめる内容とする見通しだ。