凸版印刷は2015年10月10日から12月6日まで、奈良県「大和の古道(やまとのこどう)」を舞台とした高画質映像「神宿る山の辺の道」を奈良県立美術館で公開する。
奈良県天理市・桜井市と連携して古道をめぐり、日本最古の古墳や万葉歌碑、社寺などが多数存在する日本の原風景を最新鋭の機材を使って高画質4K映像に収めた。コンテンツは4K放送用映像のほか、紙媒体や電子書籍、パソコンやスマートフォンなど、複数のメディアで利用できるものとなっている。
美術館での展示後は、奈良県立万葉文化館で閲覧可能となる(2015年12月5日から13日まで)。
この取り組みは、同社が日本国内各地の文化や季節、風土などを紹介する映像コンテンツ制作の一環。訪日外国人向けプロモーションや地域活性化・地方創生を目的とした活動に利用できるコンテンツとして拡販を行うもので、2018年までに約10億円の売り上げを目標にしているという。