クラブツーリズムはユニバーサルデザイン旅行センターで、70歳以上を対象にした商品「70歳からの海外旅行」を発売した。団塊世代が70代になるのにあわせて企画したもの。あえて年齢を制限し、「同世代同士の安心感」を作ることで、海外旅行に不安を感じるシニアにも訴求していく。50代~70代が顧客の約7割を占め、シニア世代を熟知しているからこその企画だとアピールする。
同企画は、ユニバーサルデザイン旅行センターが企画するバリアフリー旅行の一つでもある。同社のバリアフリー旅行では「杖・車いすで楽しむ旅」と旅行中の総歩行時間を3段階に分けて明示する「ゆったり旅」を展開しており、この「ゆったり旅」の一つとして設定した。1グループ最大18名で、朝食と夕食は基本的にホテルとし、食事は量のバランスと消化に配慮し、美味しいものを少しずつ楽しめる内容を厳選した。
第1弾として販売したのは、8コース。ミャンマー3都市を周遊する8日間のツアーは、旅行代金は33万8000円。ゴールデンロックの登頂観光時にはカゴを利用する。