トリップアドバイザーは、中国人ユーザーの注目する海外旅行先ランキングを発表した。中国本土の旅行者向けサイト「トリップアドバイザー マオトゥイン(猫途鷹)」のデータをもとに集計したもの。
秋の大型連休である国慶節(2015年9月26日~10月11日)については、アプリの位置情報のデータをもとに、中国人ユーザーが実際に訪れた旅行先を集計。1位バンコク、2位パリ、3位ミラノの順で、アジアとヨーロッパに集中した。東京は5位で、昨年の15位から大幅に順位を上げた最も順位を上げたのは7位に入ったベトナムのハノイで、20位のランクアップだったという。
【秋の大型連休期間に中国人(本土)のトリップアドバイザー・ユーザーが訪れた海外都市トップ10】 ※( )は2014 年順位との比較
- バンコク (+3)
- パリ (+6)
- ミラン (+1)
- ローマ (+5)
- 東京 (+10)
- シンガポール (-6)
- ハノイ (+20)
- バルセロナ (+13)
- 台北 (-2)
- クアラルンプール (-8)
また、トリップアドバイザーに2015年10月中にアクセスした中国人旅行者のデータから、冬休み期間(2015年12月~2016年2月)に関するアクセスを集めた旅行先トップ10では、日本の人気が鮮明に。1位の大阪を筆頭に5都市がランクイン。東京よりも札幌や京都が上位に来ており、東京以外の都市への注目が高まっていることがうかがえる。
【冬休み期間の旅行先としてトリップアドバイザーの中国人(本土)ユーザーが注目した海外都市トップ10】
- 大阪
- 札幌
- ソウル
- 台北
- 京都
- シンガポール
- バンコク
- 東京
- 福岡
- 香港