JTB全社で東北キャンペーン、アジアの双方向チャーター便などインバウンド誘客を強化

JTBは2016年3月11日から9月30日まで、東北6県で「東北 絆キャンペーン」を展開する。これは2011年の東日本大震災後、グループ全社をあげて取り組んでいる活動の一環。2016年は国内個人・団体向け商品のほか、インバウンド誘客を目的とした東北広域観光周遊ルートの販売も強化する。

これまでJTBグループでは、震災の風化を防ぐための「学びのプログラム」シリーズや被災地との継続的な関係をつなげる「JTB 東北ふるさと課(化)プロジェクト」などを展開してきた。

今年は東北の行政と経済界が課題としている訪日外国人誘客の支援として、東北の魅力を積極的に海外に発信。夏祭りやグルメ、温泉などを活用した体験商品や海外団体向けパッケージプランを新たに設定。東南アジアと東北地域をつなぐ2ウェイ航空チャーター便なども企画する。外国人向けサイト「JAPANiCAN」でも東北特集を実施する計画だ。

国内の個人旅行者向けには、「新緑」「桜」「祭り」「花火」「めぐる」といったテーマに沿ったプランを設定。9月22日には特別企画商品として「世界文化遺産登録 5 周年記念平泉歌舞伎」を催行する。団体向けには現地の特性・特産物を生かして町おこしに成功地域の視察を兼ねたツアー「地恵のたび」「学びのプログラム」などを拡充。さらに「中尊寺秘仏御開帳」「毛越寺特別拝観」「宮沢賢治生誕 120 周年」「東の奥参り」といった特別商品も提供していく。

キャンペーンの詳細は以下の特設サイトまで。

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