高級レストラン予約サイトがインバウンド事業拡大、旅行会社との連携も視野

ミシュラン取得レストランや厳選されたレストランの予約決済サービス「ポケットコンシェルジュ」は、タイムアウト東京と提携し、ウェブサイト「タイムアウト東京」上に取扱レストランの掲載を開始した。

現在、ポケットコンシェルジュのユーザー数約10万5000人で、扱う店舗数は、東京、横浜、京都の約320店舗。このうち英語版は約80店舗だ。予約が取れない有名店「フロリレージュ」やミシュラン3つ星「カンテサンス」をはじめ、高評価で他サイトでの取扱が少ないレストランが多いのが特徴で、取扱店舗のうちポケットコンシェルジュでしか予約できない店舗は5~6割になるという。

さらに、訪日外国人の利用の多い英語版の掲載店舗の約6割がミシュラン星付きであることから、1予約当たりの平均単価は国内ユーザー3万円に対し、訪日外国人は6万円と倍になる。さらに訪日外国人ユーザーの宿泊先補足率も100%に及ぶ。

こうした状況を踏まえ、ポケットコンシェルジュではインバウンド事業を加速。タイムアウト東京以外にも、オールアバウトジャパンやインバウンド富裕層向けフリーペーパー「名品淘」、民泊のウェブトータルサポート「mister suite」など各種メディアでの露出・提携を促進しており、今後も複数の旅行会社と提携していく方針だ。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…