ハウステンボス決算、取扱高は6.3%減、外国人来場者は3.7%増に -2016年10-12月

ハウステンボスの2016年9月期第1四半期(2015年10月1日~12月31日)業績は、取扱高が前期比1.8%減の78億8800万円、営業利益が5.3%減の25億5600万円、経常利益が6.3%減の27億1700万円となった。ハウステンボスエリア単独では取扱高3.5%増、営業利益は1.6%増、経常利益は0.1%増となったものの、今期は大阪城でのイルミネーションイベントを実施しなかった関係で、全体では減少する結果となった。

今期は5つのイベント「花の王国」「光の王国」「音楽とショーの王国」「ゲームの王国」「健康と美の王国」を中心に展開。また、10月はハロウィン、11月にはイルミネーション、12月はスノースライダーなど、季節に応じてイベントを次々と開催。大晦日のカウントダウンイベントでは、現経営体制となって初の来場者3万人を記録した。

入場者は前期比2.7%減の81万3000人で微減となったが、海外からの来場者は4万9300人で前年比3.7%増。宿泊者数は1.3%増の8万3700人となった。

2016年9月期通期見通しは昨年11月の公表値と変わらず、入場者数15%増の357万人、取扱高は15%増の341億円、経常利益は20%増の111億円に設定している。

なお、今期は2016年4月から開始する電力小売り事業分野で子会社HTBエナジーが販売体制を整備。第3四半期以降は同事業がグループ連結業績の向上に貢献するものとみている。


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