長野県が発表した県内スキー場の利用者状況調査で、2015年度年末年始(2015年12月27日~2016年1月27日)の利用者は前年比16.9%減の77万8000人。昨年よりも15.8万人少ない結果となった。
全国的な暖冬や雪不足のために多くのスキー場で滑走エリアが一部に制限。スキー場のオープンが年末まで持ち越されたことも利用者数減をもたらしたという。
利用者数がもっとも多い「志賀高原(19スキー場)」の利用者は前年比1.3%減の14万7000人。続く「白馬村(4スキー場)」は11.1%減の13万3000人。
一方で、木曽町「開田高原マイア」は一部のコースで雪が確保できたため、前年比47.4%増となる1万1000人を確保。小谷村「HAKUBA VALLEY つがいけ高原」も、ゲレンデ上部のコースがオープンできたため、前年比13.8%増の5万8000人を集客できた。
今回の調査は県下50スキー場を対象に実施したもの。ただし、白馬村4スキー場、志賀高原19スキー場、北志賀高原4スキー場は1スキー場として算出されている。