多国間不動産事業などを手掛ける株式会社世界は2016年4月25日、プライベートジェットのシェアリングサービス「Jet freely」を開始した。
利用者が世界20か国・1000機以上のプライベートジェットのビジネスジェットを対象に、機体情報や位置情報、利用状況などを検索し、ジェット機の提供者(サプライヤー)への連絡や予約リクエストができるもの。
申し込みには自分のプロフィールの登録が必要。また、予約時は、発着地や搭乗人数、利用期間を送信することで、見積もりが受領可能。その後、サプライヤーとの直接契約を行い、費用の詳細やスケジュールなどの詳細を詰める流れとなる。
同社はこれまで中華圏を中心としたアジア向けに会員数115万人以上をもつ不動産情報サービスを運営。3月には最大100億円規模の不動産を専門に扱う会員制サービスも開始しており、今回の新サービスでも中華圏の投資家を対象としたサービス拡大を目指すという。また、今後はビットコインなど仮想通貨の技術を生かした決済サービスも検討していく計画だ。
以下は、利用可能なプライベートジェットを検索した際の画面イメージ。