大阪城に予約制レストランがオープン、大阪迎賓館の一部改装でMICE利用にも期待

大阪城公園に2016年5月13日、予約制レストラン「大阪城西の丸庭園　大阪迎賓館」がオープンする。西の丸庭園内にある休憩所として一部使用されていた大阪迎賓館の一部を改装したもの。

大阪迎賓館は1955年、国際会議（APEC）の舞台として建造された。京都二条城の二の丸御殿の白書院をモデルに、その格式の高さを忠実に再現した純和風建築で、折上格天井や生漆の古色塗りによる木材の加工がされている。こうしたことから、一般市民や観光客のみならず、ウェディングや訪日外国人向けの宴会場などMICEでの利用も期待している。

運営するのは、歴史的建造物や街並みを宿泊施設やレストラン、結婚式場などの事業に活用するバリューマネジメント社。大阪城公園の指定管理者である大阪城パークマネジメント共同事業体が業務委託した。レストランでは、米レストランガイド誌「ザガットサーベイ」で、神戸エリア料理部門4年連続１位を獲得した関西フレンチ界を牽引するシェフ・石井之悠氏が監修し、和の要素を取り入れた和洋折衷の料理を提供する。

【大阪城西の丸庭園　大阪迎賓館　施設概要】

• 所在地：大阪府大阪市中央区大阪城 2（大阪城西の丸庭園内）
• 施設構造：鉄骨造・2階建建物
• 営業時間：11:00～22:00
• 席数： 着席時102名 立食時119名
• URL：http://osakacastle.jp/