山梨日日新聞は2016年8月1日から、日本一標高が高い場所で発行する「富士山新聞」を販売開始する。新聞社による解説記事や写真に加え、フェイスブックやインスタグラムを通じて登山者から投稿されたコメントや写真などを組み合わせて編集・印刷するもの。同時に、投稿内容を反映したオリジナルポストカードも販売する。
新聞とポストカードの印刷は、山梨県側の富士山5合目(標高2305メートル)にある観光施設「富士急雲上閣」で実施する。SNS投稿や購入は、5合目を訪れた登山客ができる仕組み。新聞はA3サイズの専用包装箱付きで1枚1000円。新聞をイメージとしてSNS投稿もできるようにする。ポストカードは4枚組みで600円だ。
今回の取り組みは、山梨日日新聞のほか、富士急行、富士ゼロックス、富士ゼロックス多摩、富山県のハピログ、大阪のアピックスなど複数企業が企画から運用までを連携して実現したもの。 システムはハピログと共同開発をおこなった。
当初は日本語版と英語版を作成、追って中国版も発行する計画だ。