大日本印刷は地域情報ポータルサイト「まいぷれ」を運営するフューチャリンクネットワークと資本業務提携契約を締結した。地域創生事業への本格参入に向け、協業を強化する。
すでに大日本印刷は、政府が制定した地域の稼ぐ力や価値を高める街づくり支援「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を踏まえ、フューチャリンクネットワークと同ポータルサイトと協業で、自治体と地元企業、商店街の三位一体による地域経済発展への支援サービスを開始していた。
さらに今回の連携では、同ポータルサイトと大日本印刷が開発した地域通貨ポイント向け流通プラットフォームを基盤に地域活性化への支援事業を展開。地域の生活者に情報を確実に届けるとともに、官民協働で地域通貨ポイントの利用を促し、産業や商店街の活性化などに繋げる。対象分野には健康ヘルスケアやボランティアなどに加え、観光も含まれている。
なお、地域情報ポータルサイト「まいぷれ」は現在、全国76の地域パートナー企業と461市区町村で展開。2020年度には人口10万人以上の市区町村の約7割へのカバーを目指し、サービス拡充していく。