リクルート、飲食店向け業務支援サービスを拡充、グルメ予約サイト「ホットペッパー」と連動で

リクルートライフスタイルはこのほど、飲食店向け専用の予約台帳・顧客台帳アプリ「レストランボード」のサービス拡充を発表した。これまでの台帳管理機能に加え、ネット広告配信やホームページ作成、メッセージ配信機能を搭載。顧客の流入から接客、リピーター育成までをトータルで支援する「業務サポートパック」として提供開始するもの。

「レストランボード」は、クーポン誌「ホットペッパー」やグルメ予約サイト「ホットペッパーグルメ」提携店舗が無料で利用できるアプリ。スマートフォンやタブレットで飲食店側の予約・空席情報を一元管理でき、予約情報は一覧表示のほか店内のテーブルレイアウトとの連動表示が可能。顧客台帳を完備するほか、系列店舗管理機能を使えば自店舗に空席がない場合に系列店舗に顧客を誘導できる。

新たに発表された「業務サポートパック」は、顧客の再来店促進までをトータルで支援するのが特徴だ。店舗情報からキーワードや広告文を自動生成して広告を配信。また、約100種類のテンプレートを使用して、多言語対応の自社サイトやブログを作成、「ホットペッパーグルメ」と連動させることができる。さらに「メッセージ配信」機能では、顧客の属性に応じてターゲティングしたメール配信ができ、クーポン付きキャンペーンなどを実施することも可能となる。

「レストランボード」の基本機能や「業務サポートパック」の内容は以下のとおり。

リクルートライフスタイル:報道資料より

業務サポートパックの利用料金は1店舗1ヵ月あたり1万8000円。専用サイトから申し込む必要がある。

なお、リクルートは飲食予約サイト「ホットペッパーグルメ」経由のネット予約人数が、2016年11月11日をもって累計1億2000万人を達成したことを発表。今後もネット予約対応店舗数やユーザー拡大を進めていきたいとしている。

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