ブッキング・ドットコムの北アジア統括リージョナル・ディレクター、ジェームス・ホワイトモア氏が2017年を迎えるにあたって年頭所感を発表した。
同社の日本での売上げは過去4年間で800%以上に成長、国内掲載施設数も1万件をほぼ達成した。ホワイトモア氏は所感のなかで、2020年のオリンピック・イヤーやその後の日本市場は、ビッグイベントで培った知見・経験を持つ同社にとって大きなチャンスになると予測。2017年は体制強化を進めて各種サービスを充実。社員一丸となってまい進していきたいとしている。
発表された内容は以下のとおり。原文のまま掲載する。
―――――――――――――――
2017年 年頭所感
新春を寿ぎ、謹んで新年のお喜びを申し上げます。
2016年は、お蔭様でブッキング・ドットコム・ジャパンにとりまして大きく飛躍する年となりました。
私も、北アジア地区の統括として日本に赴任し5年目を迎えます。この丸4年間のうちに日本は世界の人気の渡航先として急激にその可能性を高めてまいりました。ご承知のとおり、街には訪日外国人観光客が溢れ、地方にも外国人が現れることは決して珍しいことではなくなってきました。就任当時、ここまでの状況になろうとは予想できませんでした。
その間、ブッキング・ドットコムの日本での売上げは、4年間で800%以上に成長いたしました。国内の社員数も12月現在で330人を超えています。これもひとえに、ブッキング・ドットコムにご参画いただいているパートナー施設様、そしてビジネスを支えていただいている提携各社様のお陰と、大変感謝しております。この場をおかりして御礼申し上げます。
一つのマイルストーンとしていた国内掲載施設数の10,000軒突破もほぼ達成し、次の目標に向かって社員一同、気持ちを新たに2017年が更に良い年になるよう意気込んでおります。
2017年は、オリンピック・イヤーを数年後に控え、更に多くの訪日客が訪れるでしょう。そして、オリンピック後も日本の人気は継続すると考えています。また、国内のビジネスも活気を呈し出張やレジャーにと旅行する機会が増えることでしょう。
そして、ブッキング・ドットコムが、グローバルリーダーとしてこれまで様々なビッグイベントで培った知識と経験を、今まさに、日本市場において発揮できるチャンスが到来したと考えております。
ブッキング・ドットコムは、世界に年間約3億人ものお客様にご利用いただいているサイトです。この多くのお客様に世界の人気渡航先としての日本と日本の宿泊施設の魅力を余すことなくご紹介し卓越した旅行体験を引き続き提供して観光大国日本に微力ながら貢献したいと考えております。
一昨年からの広報宣伝の開始で国内でのブランド認知度の改善、カスタマーサービスセンターを大崎に移すことでコールセンターの能力を大幅に拡張させるとともに、サービス、選択肢の大幅拡充によって、日本のお客様にもより良い宿泊体験をご提供できる体勢が整いました。ご存じないかもしれませんが、いまや当サイトを最もご利用いただいているのは日本人のユーザー様です。海外サイトという枠を超え、日本のお客様の国内の宿泊予約においても当サービスがお役に立てるよう、引き続き努力してまいる所存です。
昨年、新しい日本の統括リージョナル・マネージャーとしてアダム・ブラウンステインを着任させました。今後は、ブラウンステインが日本のチームを次のステージへと飛躍させてくれることを期待しています。
皆様のよきパートナーとしてお役に立てるように社員一同精一杯頑張ってまいりますので、一層のご支援、ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。
ブッキング・ドットコム・ジャパン株式会社
北アジア統括リージョナル・ディレクター
ジェームス・ホワイトモア