ユーロモニターインターナショナルがこのほど発表した調査した「2015年の外国人訪問者数 世界トップ100都市ランキング」で、香港が前年比3.9%減の2670万人で7年連続のトップになった。2位は前年比10.0%のバンコク。3位は6.8%増のロンドンだった。
日本では、東京が35.4%増の845.6万人で17位、大阪が52.1%増の341.7万人で55位、京都が47.6%増の210万人で89位にランクイン。香港やバンコクなど、上位の都市と比較して、はるかに大きな伸びとなっているのが特徴だ。
1位の座を獲得した香港は、2015年は中国の若い旅行者の人気を維持することに苦戦し、マイナス遷移となった。2位バンコクは2015年8月に爆破事件があったものの、1割増の成長に。そのほか、重なるテロの影響を受けてトルコやエジプト、チュニジアへの訪問者が減るなか、スペインやギリシャ、ポルトガル、イタリアなどが成長したという。