日本郵便と三越伊勢丹などが「国際手ぶら観光」推進へ、百貨店やコンビニの海外配送サービスで実証実験

日本郵便と三越伊勢丹ホールディングス、ファミリーマート、山九は2017年1月31日より、連携して「国際手ぶら観光サービス」を開始する。訪日外国人旅行者が国内で購入した物品を、コンビニエンスストアや百貨店で受け付け、国際スピード郵便(EMS)で海外の自宅に直送するもの。受付店舗には外国語対応が可能な専用カウンターを設置。2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催を視野に、外国人旅行者の利便性向上や空港カウンターの混雑緩和等を目指す実証実験として進める。

カウンター設置店舗は、三越銀座店地下1階、ファミリーマート新宿靖国通り店の2箇所。三越銀座店では、10時半から20時まで通年で対応。ファミマ新宿靖国通り店では3月31日まで、14時から20時までカウンター機能を設ける。実証実験期間は1月31日から3月24日までとする。

なお、同サービスの運営は、通関業務などに精通する山九が実施。引受専用カウンターでは、内容品事前確認や梱包サービス、インボイス作成などをおこない、日本郵便が集荷する流れ。

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